飼育小屋について
春夏秋冬の鶏たちは、鶏が本来生育していた環境を可能な限り再現した開放型の鶏舎で暮らしています。鶏舎を作る際に、イメージしたのは『自然豊かな森』。
心地の良い木漏れ日。
季節の変化に応じて、木から葉が落ち、草が枯れる。
風が吹き、雨が降る。
鶏舎に稲わらを、落ち葉を、雑草を運び入れ、雨の代わりに井戸水を撒く。 有機物が発酵して腐葉土になるという森の循環を鶏舎に再現する。
この森の循環の再現が、鶏糞の臭いを抑え、鶏の健康維持にも繋がる。
やがて、床材は鶏糞と混ざり合い、発酵・分解を経て、良質な堆肥となる。
この堆肥を使って農産物を栽培することで、循環型の養鶏と農業の実践となる。